おそらく、これらの死骸はヤマトタマムシだと思われます。
通常のタマムシはメタリックグリーン色だと思うのですが周辺地域ではこのメタリックブルー色しか見かけません。
タマムシの色は死後加熱するとブルーになるようですが、生きている状態からスズメバチの様な羽音を立ててお尻から糸のようなものを出して高所を飛び回るメタリックブルーの甲虫を見かけていたので生きているときからこの色でした。不思議です。
ちなみに、ヤマトタマムシは本県では準絶滅危惧種に指定されており珍しいとされている種です。例年、ほとんど見かけたことはありませんでしたが今年は5回ほど飛翔しているのを見かけました。
なぜ見かける回数が増えたのか考える
①環境
周囲の自然は昔より開発で少なくなりました。
雑木自体の種も昔からのものと新しく見かけるようになったものとあります。
除草剤や防虫剤などは撒いていません。
②他の事例
食草とされるエノキは大木なので新たに植えられた形跡はありません。
また、管理敷地内にエノキはおそらくありません。
③気づき
例年以上に猛暑が続いている。
また、ゲリラ豪雨も頻発している。
代表者が考える答え
「気候変動で生態系のリズムが狂った」
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