カラスのグループの入れ替わり

 

カラス(烏)Corvus[


 落花生の収穫の時期にカラスのグループの入れ替えがありました。

 

 詳しく言うと地域にはそれぞれおおよそ4羽で構成されたグループがいくつかあり、地域の集団として統裁されているようなのです。

 

 そんな彼らの集会が落花生が枯れ草として流れる11月ごろにありました。昨年も柿の実がなる10月ごろに行われたのを目撃しました。100羽以上が集まり飛ぶ姿は空が黒く染まるようでした。


 その集会のあと代表者宅の地域グループのカラス達が入れ替わったことに気づきました。なぜ分かったのかというと単純に鳴き声が違う個体たちだったのです。特徴的な鳴き方をするカラス達ばかりが定着しています。そのため気づくことができました。

 

 そして入れ替わりの確信が嫌がらせです。ちょうちょ会管理敷地の夢見鳥の庭のクルクマ(ウコン科)が食べられておりエクステリアもいたずらされていました。これは今までに無いことです。しばらくして嫌がらせも収まりましたが原因に心当たりがあります。それはハロウィン用のエクステリアにカラスのオブジェがくっついていたことです。それをカラス除けのものと勘違いしたから嫌がらせをしてきたのだと思います。

 

 カラスは頭がよく基本的に市販のカラス除けはカラス除けのものだと判別でき、それを使って置いておくなどすると逆にカラスの嫌がらせのターゲットとなるらしいことをよく聞きます。入れ替わり後のカラスは前のカラスから細かな引継ぎ情報を聞いていなかったため夢見鳥の庭のエクステリアを見て自分たちをバカにしていると思い嫌がらせをしてきたのです。

 

 誤解が解けたようでよかったです。


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